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中国のルノー輸入禁止、ダライ・ラマ「名誉市民」への報復?
中国のルノー輸入禁止、ダライ・ラマ「名誉市民」への報復?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0612&f=politics_0612_008.shtml
中国国家質量監督検験検疫総局はこのほど、中国側が出した安全基準に満たないとして、仏自動車メーカー、ルノーの一部車種を、一時的に輸入停止にする方針を発表した。フランスでは、中国がこのほど行った措置は、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世に「パリ名誉市民」の称号を与えたことへの報復ではないか、との見方も強まっており、両国の関係悪化に拍車がかかっている。中国新聞社が12日付で伝えた。
中国国家質量監督検験検疫総局はオフィシャルのホームページで、「検験検疫機関がこのほど行った輸入品検査の際、仏ルノー社製の乗用車は、中国での最低基準や技術関連の法規を満たしておらず、深刻な安全疾患があるとわかった。また、同社の乗用車は過去1年間、安全性の問題を頻発させている。同局は中国の消費者の安全確保のためにも、同社のラグナII 、セニックII、メガーヌなどの車種を輸入を停止する」との方針を掲載した。
ラジオ・フランス・アンテルナショナル(Radio France Internationale、略称RFI)によると、同社のスポークスマンは「ルノーグループは中国当局による、自社製品の輸出禁止の決定に驚かされた」と発表、中国に輸出した同社製の自動車約160台に起こった問題はいずれも、運送中の破損や商品の保管における問題で、生産とは無関係だと反論、措置の不当性を強調した。
仏メディアも相次いで問題を取り上げた。仏民法テレビ局「TF1」は、「ルノーの安全性は折り紙つき。一方、中国の自動車は西側のメーカーと比べても、危険性の高さで有名」と批判、仏週刊誌「ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール(le nouvel observateur)」も、「ユーロNCAP(European New Car Assessment Programme、ヨーロッパ新車アセスメントプログラム)の自動車衝突安全テストをクリアしない国が、そんな決定を出すとは意外だ」などと皮肉を展開、ダライ・ラマ14世の名誉市民の称号授与に対する中国の報復ではないかとの見方を強めた。
一方、復旦大学欧州問題研究中心の丁純主任は「国際貿易において、欠陥のある商品に対する輸入制限やリコールの要求は、正常な商業的行為で、政府の役目のひとつとして国際的にも例がある」と発言、政府の決定に肯定的な見解を示した。一方、中国の一部の専門家からは、「現在の中国には、経済的手段で自己の利益を守るだけの国力がある。しかし国力を行使する方法は、世界に受け入れられるべきものでなければならない。西側諸国による、中国の経済力への懸念は理解できる」と述べるなど、経済活動における中国の手法の見直しを迫る意見も出た。(編集担当:金田知子)
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