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チベットデモ「10人死亡」 中国当局は抗議行動はダライ・ラマ14世一派らによる組織的な活動と断定
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ダライ・ラマが懸念表明 武力行使の停止求める
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080314/chn0803142329007-n1.htm
ロイター通信によると、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は14日、中国チベット自治区ラサで起きた僧侶らの抗議活動をめぐり、中国政府に「強い懸念」を表明。「現在の統治下でのチベット人たちの根の深い怒りの表れだ」などとする声明を出し、中国政府に武力行使をやめるよう強く求めた。
チベットデモ「10人死亡」 中国・新華社報道
http://www.asahi.com/international/update/0315/TKY200803150108.html?ref=rss
2008年03月15日13時41分
中国当局は15日未明、中国チベット自治区ラサで起きた僧侶らの抗議行動はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の一派らによる組織的な活動との見方を示した。ダライ・ラマ側は否定しており、さらに反発を強めるとみられる。ラサの詳しい状況は不明だが、国営新華社通信は「10人死亡」と報道。香港各紙は、多数の死傷者が出たとする目撃住民の証言などを一斉に伝えた。
ラサの大通りで14日、残骸(ざんがい)に火を放って抗議する市民ら=AP
ラサで14日、自転車などの残骸(ざんがい)に火を放ち、中国の国旗「五星紅旗」を焼いて抗議するチベット市民ら=ロイター
■当局「破壊活動はダライ・ラマ一派の策動」
新華社は15日、チベット自治区当局者が「破壊活動はダライ(・ラマ14世)一派が組織的、計画的に策動したことを証明する十分な証拠がある」と述べたと伝えた。
この当局者は「ラサの極めて少数の人間が行った殴打、略奪などの破壊行為が社会秩序を乱し、住民の生命と財産の安全を脅かした」と批判。「関係部門は法に従って有効な措置をとり、適切に(事件を)処理している」と強調した。
新華社は死亡者は10人で、日本人旅行者3人を含む580人以上を武装警察が救出したと報道。地元当局者らが「犠牲者はみな無実の市民で、2人がホテル従業員、2人が商店主」「暴動で外国人の死傷者が出たという報告は受けていない」と話したとも伝えた。
一方、AFP通信によると、ダライ・ラマのスポークスマンは15日、「まったく根拠がない」と反論。チベット当局者が、ダライ・ラマ側の関与を断定したことで、インド亡命中のダライ・ラマやその支持者らが反発するのは必至だ。
米政府系のニュース配信会社ラジオ・フリー・アジア(RFA)は「15日朝から複数の軍用車がラサ市内をパトロールしている」との住民の声を伝えた。死傷者数は不明だが、「80人以上殺された可能性がある」との住民の見方を伝えた。RFAの取材に応じた住民は「ラサはすでに戒厳令下にあるが、地方で抗議は続いている」と述べた。
また、15日付の香港紙・明報によると、衝突を目撃したという住民は「14日午後1時ごろ、デモ参加者が大昭寺近くの派出所に放火したのを機にあちこちで火の手が上がった」と証言、「少なくとも戦車3台、装甲車2台、千人以上の武装警官や軍人が駆けつけて大量の催涙弾と銃弾を放ち、死傷者が出た」と語った。
新華社は「警察は、催涙ガスの使用や威嚇射撃を余儀なくされている」などと伝え、発砲の事実を確認した。しかし、北京で全国人民代表大会に出席したチベット自治区ナンバー2のシャンパプンツォク主席は15日、一部の記者団に、ラサで中国当局は「発砲していない」と発言。国営通信の報道と矛盾する見解を示し、中国指導部の混乱ぶりをうかがわせた。
■国連が懸念表明、米「対話を」
国連のルイーズ・アルブール人権高等弁務官は14日、中国チベット自治区ラサで多数の死傷者が出たとみられる事態について懸念を表明し、「デモ隊に表現と集会の自由を認め、治安維持のために過剰な武力の行使を控える」ことを中国政府に求める声明を発表した。
ニューヨークの国連本部前では、50人以上のチベット出身者らが、「殺害を中止しろ」などと書かれたプラカードやチベットの旗などを掲げて抗議活動をし、中国政府を強く非難。ニューヨーク市警は同本部に入ろうとした6人を逮捕した。デモは国連本部以外でも行われた。
一方、米国務省のマコーマック報道官は14日の記者会見で、中国当局がダライ・ラマ14世と「対話を始めることが非常に重要だ」と述べ、対応を促していく姿勢をみせた。
ブッシュ米大統領が出席の意向を示している北京五輪への影響については「五輪はスポーツの祭典であり、重要な国際的行事と考えている」として、今回の事態とは切り離す考えを示した。
ただ、人権、自由といった問題は「五輪の準備段階でも五輪の後でも、(中国当局との間で)取り上げ続けていく」と牽制(けん・せい)した。
■邦人数人と連絡取れず
北京の日本大使館によるとラサには観光客や留学生ら約30人の日本人がいることを確認している。14日夜にはほぼ全員と連絡がとれたが、15日になって数人と連絡が取れないという。大使館は15日、ラサの情勢は「不安定」として、中国にいる日本人らにチベットへの渡航自粛を呼び掛けた。
チベットで独立要求デモ、過去20年で最大規模 | Chosun Online | 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/article/20080315000010
中国のチベット自治区で14日、過去20年で最大規模の独立要求デモが起き、放火に続き流血事態に発展しているもようだ。CNNテレビなどが伝えた。治安部隊がデモ隊に発砲し、死亡者が出たとの外信報道も相次いだ。北京五輪開幕を5カ月後に控え、少数民族に対する弾圧が批判を浴びてきた中国は重大局面に直面した。
CNNが目撃者の話として伝えたところによると、チベットの中心都市ラサでは、約1000人の群衆が商店や車に火を付け、市内各地が火に包まれたという。現地の病院関係者はAFP通信に対し、「負傷者が多すぎ大変忙しい。一部が死亡したのは事実だが、何人死亡したかは分からない」と答えた。
米国の自由アジア放送(RFA)もネパール駐在の通信員がチベット消息筋の話として、警察がデモ隊に発砲し、少なくとも二人が死亡したとの情報を伝えた。
目撃者によれば、治安当局はラサ市内全域に戦車と兵力を配備し、催涙弾でデモの鎮圧に乗り出した。デモ隊は石やコンクリートを投げ抵抗したという。北京の米国大使館には現地から銃声が聞こえたとの情報が寄せられている。
英ロイター通信は、現地に戒厳令が発令されたとのうわさがあるが、確認できていないと伝えた。中国では厳しい取材制限により、外信による報道は現地の目撃者による証言に依存している。
全炳根(チョン・ビョングン)記者
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